PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

四月大歌舞伎昼の部

IMG_4139.jpg
久しぶりの歌舞伎座です。
(一旦 ツイッターでつぶやいたんですが言葉足らずだったのでそちらは削除)

そもそも 私が歌舞伎を見始めた頃は
舞台の上の中心になっていたのは40代後半から60代の方々。
脇をさらにベテランで占めてと言う状況でした。
なので 極上の円熟した舞台が繰り広げられ
ただただ感心し感動し感涙するという、なんとも贅沢な時間を
たった3000円で体験できるという夢の劇場でした。

年を経て私自身も年齢が上がりそして色々な出来事があって
気がついたら舞台の中心が30代そして脇を20代がという
若返りが起こっていて、当然初役も多くなり
お芝居としては大変フレッシュで勢いのいいものに。

観客は10年後を想像しながら
先を楽しむものに変化したように思います。

今回の舞台も開幕一週間もなかった日だったので
おそらく楽日には
もっともっと良くなるに違いないと思わせるものでした。

これって浅草歌舞伎を見る感覚に近いです。

それが悪いのではなく
楽しみ方というのは時とともに変化するものだと
改めて感じたと言うことです。

行く川の流れは絶えないもの。

鴨長明 流石です。

それはそれで良し!なのです。




醍醐の花見
女の争いがコミカルで華やかで楽しい演目。季節的にもぴったり。
秀吉(=中村雁治郎)さんが丸くてかわいらしい。

伊勢音頭恋寝刃
この演目はとにかく万野さんが楽しみで…。
初めて見たのが玉三郎万野でこれがまたすごかった。
すごい嫌な女で…「みつぎさ~~ん」と呼ぶ声が
今でも脳内再生されるくらい強烈で圧倒的に嫌な女(大好き)
それを猿之助さんがどう演じるか…

すごく愛嬌たっぷりで憎憎しいけど憎めないというキャラクター。
かわいい… 万野さんがかわいいよ…。
同行したIさんは「フィギュアが欲しい」と。
2017048.jpg
これはこれであり!

貢さんの染五郎さんはまだ貢をつかめてない感じがしました。

この演目
伊勢音頭が陽気に流れる中、血みどろの場面が演じられるという
映画ではすっかりおなじみになった手法ですが
これを江戸からやってたかと考えるとすごいと思います。

殺気立った空気が全て丸く収まったと知ると
ころっと変わる。

穏やかな人がどんどん狂気に変わる
変化がしっかり出ると鳥肌の立つ演目ですが
私は「籠釣瓶花街酔醒」とゴッチャになります。

団十郎さんの貢が妖刀に魅入られちゃった瞬間と
大団円の瞬間のコロッと変わる感じがものすごく良かった記憶。

「番町皿屋敷」の播磨もスッと恐くなるのが
ものすごくかっこよかった…団様…。

一谷嫩軍記
これはもう なんでーーーー!というお話。
なんでーーーとしか言えません。

万野さんと打って変わって相模はそそとして健気で良かったです。

久しぶりに左團次さんを拝見。
声が独特で大好きです。

| 観劇・観賞 | 12:29 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

PREV | PAGE-SELECT | NEXT